横浜の石川町にある「濡れ地蔵」

横浜市中区石川町南口駅を出て元町と反対方向に少し歩いたところ、

中村川亀の橋のたもとにある濡れ地蔵です。「身売り先から逃げ出した娘が、この地蔵の前で一息つき、それから海に身投げをした。翌朝、地蔵は水で濡れ、海草が付いていたために「濡れ地蔵」と呼ばれるようになった。という言い伝えがある地蔵です。詳しくは伝説「また聞き噺 濡れ地蔵由来」にあります。

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都会の中で少量の緑に囲まれて濡れ地蔵さまが立たれています。

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二代目の大柄な濡れ地蔵さま。耳がでっかくて頼り甲斐ありそう!海に身投げした娘の身代わりになったので、実は娘は死んでいない。という説もあるようですが、私は身投げした娘に寄り添って海の底からあの世まで同行してくれた。という説の方を信じます。

地蔵菩薩さまは右手に錫杖(しゃくじょう)左手には「魂が燃え上がった形を表現したもので、願いをかなえてくれる不思議な玉」宝珠(ほうじゅ)を持っています。「欲しいと思うものを何でも出すという玉」ともいうそうで・・・うーむ、ドラえもんと繋がっているのかもね。

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